ニックネーム『ワチョ』円陣で声出しも 中日捕手A・マル「負けて名古屋には帰れない!!」

2020年7月5日 20時04分

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左前打を放つA・マルティネス

左前打を放つA・マルティネス

  • 左前打を放つA・マルティネス

◇5日 巨人4―6中日(東京ドーム)

 中日のアリエル・マルティネス捕手(24)が5日、巨人戦に「8番・捕手」で来日3年目にして初スタメン。負ければ今季2度目の同一カード3連敗を食らう局面で3安打を放ち、マスクでは先発梅津のワンバウンドの投球を何度となく止めるなど、チームの連敗脱出に大貢献した。
 試合前には円陣の声出しを初担当。「負けて名古屋には帰れない。勝って帰ろう!!」とナインを鼓舞。ナインからニックネームの「ワチョ(田舎者)」と呼ばれており、「ワチョ、さあ行こう」と言われてベンチをハツラツと飛び出した。
 第1打席で初ヒットを放った。「速いボールにしっかりコンタクトしたかった」。巨人先発サンチェスの152キロ速球を左前へ弾き返し、溝脇の先制2点適時三塁打で先制のホームを踏んだ。第3、第4打席でも左前打。代打で初出場した3日から計6打数3安打。打率5割とした。
 2軍を通じて初バッテリーを組んだ梅津に対しては大きなジェスチャーでもり立てた。3回に打球を右足首に当てた右腕は続投しても痛そうなしぐさを見せたため、「頑張れ、頑張れ」と勇気づけた。
 外国人捕手のスタメン出場は1991年6月12日のマイク・ディアズ(ロッテ、対オリックス=川崎)以来、29年ぶり。その年のディアズは捕手としての先発試合は6試合のみ。投手との連係や守備陣形の指示。外国人ならではのハードルが低くないことを意味している。
 それでも与田監督からは「しぐさも使って投手とコミュニケーションを取れている、と2軍から報告を受けていた。勇気を持って使った。戦力になってくれる」と評価され、A・マルティネスも「キャッチャーという難しいポジションで自分を信じ、チャンスをくれていることがうれしい」と指揮官の期待に応えた。
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