J1名古屋“アウェーの呪い”解いて通算400勝 コロナで練習不足、ミスで先制点献上…全部はね返した

2020年7月4日 22時36分

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前半、同点ゴールを決め、ガッツポーズする名古屋・相馬

前半、同点ゴールを決め、ガッツポーズする名古屋・相馬

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◇4日 J1第2節 清水●1-2〇名古屋(アイスタ)


 名古屋グランパスは4日、J1再開初戦となった第2節・清水戦(アイスタ)に2―1で逆転勝ち。今季初勝利を挙げ、通算400勝を達成した。鹿島、横浜M、浦和、G大阪に続く史上5クラブ目、886試合目(135分け351敗)での達成となった。
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 幾多の逆境を乗り越えた先に、クラブ史に刻まれる1勝があった。グランパスは前半30分すぎ、一気の攻めで2得点を奪って逆転勝ち。2選手が新型コロナウイルスに感染し全体練習が3週間に限られた不安も、実に昨季からアウェー16戦連続未勝利だった“呪い”も、ミスから先制を許す劣勢も、全部まとめてはね返し、ついに通算400勝に到達した。
 ゴール前での執念が、流れをガラリと変える呼び水となった。1点を追う前半32分、味方のクロスに対してMFシミッチが頭で合わせた。クロスバーに阻まれたが、跳ね返りを倒れ込みながら再び頭で押し込み、FW相馬の同点弾を援護した。同40分にはFW前田が縦パスに飛び出した。「スカウティング通り、狙い通りに背後を突けた」と振り返る右サイド突破で守備を慌てさせ、決勝点を呼び込んだ。
 一時は運動量が不安視されたが、後半の我慢比べでも走り負けず。2018年11月24日の広島戦(Eスタ)以来の逆転勝ちを収め、フィッカデンティ監督は「前半のうちにひっくり返せたのはすごく大きかった。(再開初戦を迎えるまで)すごく難しかったが、こういう試合ができた選手を誇りに思う」とたたえた。
 リモートマッチ(無観客試合)とあって、史上5クラブ目の偉業にも祝福の声は聞こえなかったが、こうこうと照らされたピッチではイレブンが勝利の余韻に浸った。それでも前田は「勝ち切れたことは良かったが、次のゲームがすぐに来るので照準を合わす」と早くも切り替えた。まずは再開初戦で戦えることは示した。8日の第3節・G大阪戦以降は、逆境をはねのけた戦いを弾みに突き進む。
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