中電では碧南1、2号機が休廃止対象 政府、旧式火力を休廃止

2020年7月4日 05時00分 (7月4日 22時10分更新) 会員限定
 中部電力と東京電力ホールディングスが火力発電事業を移管したJERA(ジェラ)が中部地方で運転する石炭火力は碧南火力(愛知県碧南市)のみで、休廃止の検討対象となる旧型には1、2号機(出力計140万キロワット)が該当する。だが、2022年3月の運転開始を目標に武豊火力5号機(同県武豊町、107万キロワット)の新設工事を進めており、碧南の2基を廃止しても、中電が扱う電気に占める石炭火力の比率は大きくは変わらない見込みだ。
 碧南火力は1号機が1991年、2号機が92年に運転開始。高効率の3〜5号機を合わせると計410万キロワットに上る。中電は18年度の発電・調達電力量のうち21%を石炭火力で賄ったが、多くは碧南火力が占めているとみられる。担当者は経産省の方針について「低効率の火力を廃止する検討は以前から進めている。国が目指すべき時期を明示すれば、計画はより立てやすくなる」と受け止める。
 ただ、二酸化炭素(CO2)の排出量は高効率の石炭火力でさえ、最新鋭の液化天然ガス(LNG)火力の2...

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