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燕の若き主砲が劇的サヨナラ満塁弾 ヤクルト・村上宗隆が乱打戦にケリ「勝ったなと」

2020年7月3日 10時00分

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サヨナラ満塁弾を確信し、バットを高々と掲げるヤクルト・村上宗隆

サヨナラ満塁弾を確信し、バットを高々と掲げるヤクルト・村上宗隆

◇2日 ヤクルト9-5広島(神宮)

 役者が違う。5―5の9回無死満塁。ヤクルト・村上宗隆(20)が自身初のサヨナラ満塁弾で、両軍合わせて25安打の乱打戦に決着をつけた。お膳立てされた絶好機で広島5番手・スコットの151キロのストレートをフルスイング。直後、左翼スタンドへの放物線を見上げ、右手で握ったバットを高々と夜空に掲げた。「勝ったなと思った」。その着弾点を確認すると、悠々と一塁ベースに向かって走りだした。
 
 「何とか自分で結果を残してランナーを返そうという意識で打席に立った。追い込まれていたので前に飛ばすことを意識した。スイングの感覚はすごくよかった」
 
 劇的なサヨナラ劇の主役は堂々とした笑み。その表情を引き出したのは実り多かった昨季の経験だ。
 
 「去年1年間、全ての試合でいろいろなことを経験させていただいた。その経験が少しずつ結果として残っている」。高卒2年目の昨季は、チームで唯一となる全143試合に出場。36本塁打&96打点で新人王を獲得したが、打率は2割3分1厘と粗削りなところがあった。
 
 その反省を踏まえ、メンタルが成長。「すごく余裕を持って打席に入れている。そこが1番大きな点」。現在の打率は3割7分5厘。燕の若き大砲に自信が備わった。ただ、過信はない。
 
 「まだシーズンは始まったばかり。これからが勝負だと思う。もっと結果を残せるように頑張りたい。チームの勝ちに貢献することが4番の仕事」。目標は打率3割、30本塁打、100打点。ひとつひとつの積み重ねで大願成就を目指す。

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