三保コミュニティデザインLabo(静岡市清水区) 土曜市で住民交流

2020年7月2日 10時25分 (7月2日 11時42分更新)

出店が並ぶ土曜市の会場=静岡市清水区で

 毎月第三土曜日に、静岡市清水区の市三保松原文化創造センターみほしるべの屋外広場で「みほしるべ土曜市場」を主催する。食品や手作り雑貨の出店を募り、少子高齢化が進む三保の住民が交流する場をつくっている。
 二〇一七年三月、近くの御穂神社で、本の交換会を兼ねた日曜市を始めた。一人暮らしの高齢者も気軽に参加でき、近隣住民が顔を合わせる場として人気を集めた。
 一九年三月に開館した「みほしるべ」で十一月から開く土曜市。客には、世界遺産に登録されている周辺の清掃をお願いする。四十五リットルのごみ袋に、枯れた松葉やポイ捨てされたペットボトルを詰め、六袋集まると、市場で使える三百円分の「松葉通貨」になる。毎月来て少しずつ、あるいは一日で集めてもよい。

清掃活動に参加した小野玲奈さん(左)と森田雫さん=静岡市清水区で

 清掃活動の常連は、地元の清水三保第一小の六年、森田雫さん(12)と小野玲奈(れいな)さん(11)。昨年十月に福島県いわき市から転校してきた小野さんと、三保で生まれ育った森田さんは毎月、落ちた松葉をかき集める。十二月の土曜市では、四時間かけて二十四袋を集め、二人でご褒美のタピオカを味わった。
 二十五店舗が並ぶ月もあったが、あいにく新型コロナウイルスがまん延。感染防止の対策を徹底し、出店数も十に減らして六月から再開した。主催者の染谷理絵さん(47)は「月に一度、地域の人と顔を合わせる機会にしたい」と話す。(電)080(6961)1137(保坂千裕)

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