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県内路線価 福井、敦賀 上昇続く 

2020年7月2日 05時00分 (7月2日 09時54分更新)

 新幹線期待感武生も下落歯止め

 金沢国税局は一日、二〇二〇年一月一日現在の路線価を公表した。県内の税務署別最高路線価(一平方メートル当たり)は福井が四年連続、敦賀が二年連続で上昇。〇三年春の北陸新幹線開業に向けた期待感が増している。武生は一九九五(平成七)年から二十五年連続で下落していたが、市役所の建て替えなどから変動率0・0%と下落に歯止めがかかった。(長谷川寛之)
 税務署別の最高路線価は、福井の「福井駅西口広場通り」(福井市中央一)が三十二万円で県内トップ。変動率も前年の3・4%から6・7%に上昇幅が拡大した。敦賀の「敦賀駅前広場通り」(敦賀市白銀町)は六万五千円で、前年と同じ1・6%の上昇。小浜は二年ぶり、三国は二年連続の横ばいだった。大野は二十七年連続の下落。
 武生税務署管内で最高だった越前市府中一「駅前通り」について、県不動産鑑定士協会の宮岡広英会長は「新幹線は来ないものの、駅周辺地区は市役所の建て替えやビジネスホテルの新規オープンの効果が表れてきている」と分析。持ち直しの動きが出ている。
 新型コロナウイルスの影響については「県内はインバウンド需要で支えられているエリアではないので、現在は影響が出ていない。今後トーンダウンする可能性はある」と指摘する。
 標準宅地の評価基準額の対前年変動率平均値は、県内が全国で最下位のマイナス1・1%(前年マイナス1・4%)。二十七年連続の下落となった。県内標準宅地は、上昇地点が前年比八十三地点増の二百八十三地点(全体の7・8%)、横ばいは百七十地点増の千九百八十五地点(同55・0%)下落は二百七十四地点減の千三百三十六地点(同37・0%)。

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