「お泊りキャンペーン」大反響 福井県議会、第2弾を検討へ
2020年7月2日 05時00分 (7月2日 05時00分更新)
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県議会は一日、産業常任委員会を開いた。申し込みが殺到し、開始から五日間で予約受け付けを終了した「ふくいdeお泊(とま)りキャンペーン」の大反響を受け、委員から新型コロナウイルスの経済的影響を和らげるため、県独自の観光キャンペーンの「第二弾を行っては」との声が相次いだ。白崎淳交流文化部長は前向きに検討する姿勢を見せた。
鈴木宏紀委員(県会自民党)は「お得感があり、新型コロナの外出自粛でたまったストレスから解放されたいという願望もあった。県内の宿泊施設は安心という県のアナウンスも効いた。県民のニーズと願望にマッチし一気に広がった」と企画を高く評価した。
その上で「県民の中には申し込みたかったけどできなかった、という不公平感もあると思う」と指摘。県民への消費喚起は地域経済の再生につながるとし、お盆以降の夏休みや九月下旬の四連休に合わせて「第二弾を実施するのはいかがか」と提案。辻一憲委員(民主・みらい)は「同じ思い」と語り、松田泰典委員(県会自民党)も二度目を期待する発言をした。
白崎部長は「観光は非常に裾が広く、経済効果は県内に染み渡る。三分の二はあわら温泉への予約だったが、他の民宿などに...
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