石川県内 NTT回線不具合 ファクス誤送信 情報漏れ恐れ

2020年6月30日 05時00分 (6月30日 09時41分更新)
 NTT西日本金沢支店は二十九日、石川県内で電話やファクス、インターネットなど電話回線を用いたサービスで障害が起きたと発表した。同支店によると、一部の利用者の電話がつながらず、ファクスも正しい送り先に届かないなどの影響が出た。その他の影響があったかどうかや、詳細な対象地域、件数は「調査中」としている。
 金沢支店によると、NTT西は同日、電話回線の信号を扱う県内の交換局の工事を、関西地方から遠隔で実施していた。この際、何らかの作業に誤りがあり、同日午後一時十五分ごろから「電話回線に不具合がある」と指摘する電話が相次いだ。
 同社は、不具合の申告があったすべての利用者に対して電気信号が正常に送れているか確認を進め、午後二時四十五分ごろに復旧を確認した。
 金沢支店は今後、さらに詳細な原因を調べる方針で、「大変ご迷惑をお掛けしたことを深くおわび申し上げる」とのコメントを出した。
 電気通信事業者などでつくる一般社団法人「テレコムサービス協会(テレサ)」北陸支部(金沢市)の乙村雅彦事務局長は「情報通信のインフラを担う企業として、深刻な問題だ」と指摘。「個人情報や機密情報の漏えいが起きた恐れがあり、再発防止を徹底してほしい」と話した。

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