雇い止めの外国人が抗議も、西三河の製造業にコロナの影

2020年6月30日 05時00分 (6月30日 05時00分更新) 会員限定
会社前で雇用継続を訴える外国人労働者たち=西尾市寺津町で

会社前で雇用継続を訴える外国人労働者たち=西尾市寺津町で

  • 会社前で雇用継続を訴える外国人労働者たち=西尾市寺津町で
 自動車関連産業を中心に製造業が集積する西三河地域で、新型コロナウイルス感染拡大の影響による受注減が起こり、非正規労働者を雇い止めする事例が相次いでいる。有期雇用で働く外国人が多く、雇用継続を求める街宣活動も起きている。国や地方自治体は実態が把握しにくい状況に頭を抱えている。 (宇佐美尚、四方さつき、鎌田旭昇)
 二十三日早朝、西尾市の自動車部品製造工場で、雇い止めを通告された外国人労働者らが気勢を上げた。「雇用継続を求めます」と書いた横断幕。ブラジル出身で市内に住むカナザワ・ファビオ・ヒロユキさん(44)は「国に帰ることもできない。もうすぐ子どもも生まれるのに、仕事がなくなったらどうしたらいいんだ」と嘆いた。
 会社側によると、四月以後、売り上げは昨年十二月ごろに比べて50〜60%減少。停止している製造ラインもある。非正規労働者の六十〜七十人の雇用継続が難しくなった。担当者は「顔を知っている人もいてつらい。生活がかかっているのも分かるが、会社をなくすわけにもいかない」。
 岡崎市内の大手部品メーカーも、四月に非正規労働者の契約更新を見送った。「自動車メーカーが組み立てラインを止めた影響で部...

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