病気とコロナ、乗り越える夏 豊橋西高野球部の谷町主将

2020年6月29日 16時00分 (7月2日 11時01分更新) 会員限定
病気を乗り越え、野球への思いを話す谷町源主将=愛知県豊橋市の豊橋西高で

病気を乗り越え、野球への思いを話す谷町源主将=愛知県豊橋市の豊橋西高で

  • 病気を乗り越え、野球への思いを話す谷町源主将=愛知県豊橋市の豊橋西高で
  • ミーティングで林監督(右)の話を聞く谷町主将=愛知県豊橋市の豊橋西高で
 愛知県高校野球連盟が主催する県独自の夏季県高校野球大会に、大腿(だいたい)骨が変形して股関節に痛みが生じるペルテス病を克服した県立豊橋西高(豊橋市)野球部の谷町源(たにまちはじめ)主将(18)=三年=が出場する。高校卒業後は野球を続けず、大学に進んで生物の研究に打ち込むことを目指している。「苦しみながら諦めきれずに野球を続けてきた」。そう話す谷町さんはチームメートとともに、白球を追う最後の夏に臨む。 (昆野夏子)

6歳で右足痛み

 谷町さんは六歳のころから右足に痛みを感じ、小学三年の冬にペルテス病と診断された。中日ドラゴンズで活躍していた荒木雅博選手と井端弘和選手に憧れて、半年ほど前に地元の少年野球チームに入ったばかりだった。手術後は胸から下をギプスで固定したまま二カ月間入院し、母の緑さん(44)に「何でこんな体に生んだんだ」と八つ当たりしたこともあった。
 退院後はチームに戻り、中学校では野球部に入部した。しかし、足の状態が悪化して、二年の時に再び手術を受けた。退院後も満足にプレーできるまでには回復せず、試合には出られなかったが、相手のくせを分析し、グラウンドでプレーする仲間を陰で支えた...

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