アマ音楽家グランプリ決まる 浜松

2020年6月29日 05時00分 (6月29日 05時03分更新)

自作曲「歌への想い」を熱唱する三善翔順さん=浜松市中区のK−mix本社で

 県内のアマチュア音楽家が出場する第十二回「神谷宥希枝の独立宣言 ザ☆オーディション」の最終選考が二十七日、浜松市中区のFM民放ラジオ「K−mix」(静岡エフエム放送)本社であった。浜松市南区の僧侶、三善翔順(しょうじゅん)さん(38)が自作曲を披露するオリジナル部門で、同市浜北区の伊藤みひ乃さん(12)=麁玉小学校六年=が既存の曲を奏でるカバー部門で、それぞれグランプリを勝ち取った。 (糸井絢子)
 百八組の応募の中から予選を勝ち抜いた十二組が最終選考に進み、音楽プロデューサーらが審査員を務めた。出場者の投票による「アーティスト・オブ・アーティスツ」賞では、伊藤さんがグランプリとのダブル受賞に輝き、高校一年生の森坂もかさん(15)=同市東区=も選ばれた。

歌と踊りを披露する伊藤みひ乃さん=浜松市中区のK−mix本社で

 最終選考は三月を予定していたところ、新型コロナウイルスのため六月に延期。感染対策として、無観客で行われた。演奏の様子は、局の金曜レギュラー番組「神谷宥希枝の独立宣言」で七月十日午後九時半から、四週間にわたって放送する。
 三善さんは、二回目の挑戦で栄冠を手にした。舞台では、ギターを手に自作曲「歌への想(おも)い」を「ずっと歌を叫び続けたい」という思いで奏でた。「一年半頑張ってきたことが報われた」と喜ぶ。
 昨年の予選では「年相応でない」と厳しい指摘を受けて落ち込んだ。過去の受賞者のコード進行を学び、今回に臨んだ。「あと六十年は歌うつもり。音楽を続ける上で、新しく刺激を受けたかった」と振り返った。
 伊藤さんは、ダンスを交えてジャクソン・ファイブの「アイ・ウォント・ユー・バック」を歌い、審査員からも「スターみたいだね」「東京に行ったら」と大絶賛された。
 劇団四季の舞台を見て、「キャッツのネコみたいな、歌って踊れるアーティストになりたい」と三歳でミュージカルを始めた。
 東京には「行きたくなった」と笑うが、一人っ子なので「お母さんに悲しいって言われました」と話した。

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