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乳がん専門外来を開設 芳珠記念病院 土曜など初診診療

2020年6月28日 05時00分 (6月28日 11時39分更新)
マンモグラフィーの画像に見入る井口雅史医師=能美市緑が丘の芳珠記念病院で

マンモグラフィーの画像に見入る井口雅史医師=能美市緑が丘の芳珠記念病院で

 能美市緑が丘の芳珠記念病院は、乳がんなどの診断や治療を専門とする「乳腺外来」を開設した。第二、第四、第五土曜日の午前に初診患者を診療する。
 日本乳癌(がん)学会の乳腺専門医・乳腺指導医で、金沢医科大乳腺・内分泌外科准教授の井口雅史医師(50)が非常勤医師として着任した。県内には乳腺専門医が井口医師を含め、十一人しかおらず、南加賀の病院で専門医が診療するのは小松市民に次いで二院目となる。
 乳がんは女性の罹患(りかん)率が世界的に最も高いがんで、日本でも増加傾向にある。井口医師は食生活や生活習慣の変化などを要因に挙げ、「かつては四十〜五十代が発症のピークだったが、現在は六十〜七十代にもう一つのピークを迎える」と話す。
 超音波(エコー)やマンモグラフィーの検査が早期発見に有効だが、見つかった病変が良性か悪性か見極めるのが難しいケースも多い。井口医師は「経験豊富な専門医だからこそ下せる判断がある。適切に対応すれば、患者の不安を和らげられる」と説く。
 検診で要精査の指示を受けた人や、乳房にしこりやくぼみのある人などに紹介状なしで対応する。井口医師は「大学病院よりは敷居が低いと思うので、気軽に受診してほしい」と話す。予約優先。(問)同病院0761(51)5551(平井剛)

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