県中学夏季総合中止 地区ごとに代替試合 「3年生に花道用意」

2020年6月28日 14時30分 (6月28日 14時30分更新)
 新型コロナウイルスの影響で県中学校夏季総合競技大会が中止となったことを受け、校長会や市町教育委員会などが主催して県内各地区ごとに代替試合を予定していることが分かった。この夏で引退する中学三年生に、県内の教員たちが手作りの舞台を用意しようとしている。(藤共生、谷出知謙)
 福井、鯖丹、坂井、南越、若狭では地区大会の代わりに交流会や交流試合を実施する。奥越、二州地区では各学校に開催の検討を任せるという。
 感染のリスクを最小限にしながらも、三年生に引退の花道を用意したい。各地区の教員たちが議論を積み重ねて開催にこぎつけた。福井地区中体連の宮本巧理事長は「苦渋の決断だった」と振り返り、鯖丹地区の松田守弘理事長は「細かな配慮をしながら、安全一番を念頭に置きたい」と話した。
 若狭地区では感染やけが対策のため、競技ごとに午前中のみの開催とした。原則三年生のみが参加でき、人数が足りないときは下級生も参加できる。山名聡支部長は「三年生の引退に向けた試合。一番、二番を決める予定はない」と位置付けを確かめた。
 二州地区では近隣校との練習会の開催を各学校に提案した。各競技で内容は異なり、三校ずつで練習試合を行う競技もあるという。三年生が部活動を終えるタイミングが市町によって異なり、遅くとも八月までには開催する予定。
 地区ごとの交流試合のほかに、競技によっては競技団体が主催した全県規模の大会が開かれる予定だ。陸上では八月八、九日に全日本中学校通信県大会を代替大会の位置付けで開催することが既に発表されている。

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