ココだニャア 転落男性を“発見” 富山で猫お手柄

2020年6月28日 05時00分 (6月28日 05時01分更新)
救助のきっかけをつくったとして、富山南署からキャットフードが贈られたココ=27日、富山南署で(山岸弓華撮影)

救助のきっかけをつくったとして、富山南署からキャットフードが贈られたココ=27日、富山南署で(山岸弓華撮影)

  • 救助のきっかけをつくったとして、富山南署からキャットフードが贈られたココ=27日、富山南署で(山岸弓華撮影)

 人命を救うきっかけは、1匹の猫だった−。富山南署は27日、用水路に落ちた男性を救助した新田知子さん(45)=富山市林崎=ら5人に感謝状、最初に男性を見つけた新田さんの飼い猫「ココ」にも好物のキャットフードを贈った。1匹と5人の見事な連携が人助けにつながった。
 署によると、16日午後7時半ごろ、富山市青柳新の用水路をじっと見つめているココを、現場近くを歩いていた山口昭美さん(77)が気付いた。視線の先を追うと、用水路の中には高齢の男性。転落し身動きがとれなくなっていたという。
 慌てて助けを呼び、近くに住む山口さんの義娘の佳代子さん(48)、新田さんと長男の大樹(だいき)さん(20)、次男の竜二さん(18)の計5人が力を合わせてこの男性を引き上げた。男性は軽傷ですんだ。
 署であった贈呈式では、ココも新田さんに抱かれながら出席。中田聡署長は「見事な連携プレーで救助されたことに敬意を表する」と感謝を述べた。
 おとなしい性格だというココは、報道陣からカメラを向けられるとうつむきがちに。新田さんは「ココをきっかけとして救助できて、本当にうれしい。好きなだけ(キャットフードを)あげたい」と、いとおしそうに見つめた。 (山岸弓華)

関連キーワード

PR情報