不明者家族ら「捜索させて」 御嶽山噴火から6年目

2020年6月27日 05時00分 (6月27日 05時01分更新) 会員限定
規制の解除が予定されている王滝頂上(右奥)。手前は剣ケ峰、左は八丁ダルミ=木曽町と王滝村の御嶽山で、本社ヘリ「おおづる」から

規制の解除が予定されている王滝頂上(右奥)。手前は剣ケ峰、左は八丁ダルミ=木曽町と王滝村の御嶽山で、本社ヘリ「おおづる」から

  • 規制の解除が予定されている王滝頂上(右奥)。手前は剣ケ峰、左は八丁ダルミ=木曽町と王滝村の御嶽山で、本社ヘリ「おおづる」から
 二〇一四年の御嶽山噴火災害から六年目を迎える今季、王滝村は噴火以降で初めてとなる王滝頂上までの規制解除を来月十一日に始める。前日の十日には遺族らのための慰霊登山や御嶽神社王滝頂上奥社での開山祭が予定されている。ただ王滝頂上から剣ケ峰に通じる尾根筋「八丁ダルミ」への立ち入りは見通しが立っておらず、行方不明者の家族からは自ら捜索を希望する声も上がる。 (中田弦)
 村は当初、昨年九月末の規制解除を目指していたが、悪天候などで避難シェルター設置が間に合わず断念していた。新たな避難施設を建設するために王滝頂上山荘の解体工事が進んでいることから、遺族らは建物が残っている時期の慰霊登山を要望していた。
 村は山荘内に遺族らのための献花台を設ける予定。遺族らでつくる「山びこの会」は、噴火が発生した午前十一時五十二分に合わせて頂上で慰霊するという。
 王滝頂上山荘で亡くなった名古屋市中村区の浅井佑介さん=当時(23)=の母正子さん(60)は「六年目ということで、やっと行けるという思い。山荘は佑介が息を引き取ったところ。見てみたいとずっと思っていた」と話す。十...

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