遺族ら訴え実り安堵 日野町事件・即時抗告審の裁判長交代

2020年6月27日 05時00分 (6月27日 05時00分更新) 会員限定
25日夜の緊急集会で、裁判長の交代を訴えた、阪原さんの長男の弘次さん(中)と、長女の美和子さん(右)=大阪市で

25日夜の緊急集会で、裁判長の交代を訴えた、阪原さんの長男の弘次さん(中)と、長女の美和子さん(右)=大阪市で

  • 25日夜の緊急集会で、裁判長の交代を訴えた、阪原さんの長男の弘次さん(中)と、長女の美和子さん(右)=大阪市で
 大津地裁で二年前に再審開始決定が出て、大阪高裁で審理が続いている「日野町事件」の即時抗告審の裁判長が二十六日、第一次再審請求の一審で棄却決定を出した長井秀典判事から、別の判事に交代した。今月中旬から、裁判長の変更を求めて活動を続けてきた阪原さんの遺族らからは「本当に良かった」と安堵(あんど)の声が聞かれた。 (作山哲平)
 長男・弘次さん(59)や長女・美和子さん(57)は二十六日も午前中から、高裁の前でチラシを配るなどして裁判長の変更を要請。活動中だった同日昼ごろに、同事件の担当が、長井裁判長が総括判事を務める刑事第二部から、同三部に変更されたと連絡が入った。
 美和子さんは「こちらの思いを受け止めてもらって、裁判所にはすごく感謝しております。今後は公正・公平に審理していただいて、私たちの家族の声に耳を傾けていただきたい」と感謝した。
 弘次さんは「コロナの状況が無かったら、みんなで抱き合いたいくらい。本当に良かった」と声を弾ませ、「運動体や弁護団のおかげです。これからは、この事件がいかにひどいものかを明らかにしてほしい。父の無罪は明らか。実のある決定をしてほしい」と願った。
 伊賀興一弁...

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