福井・殿下でオンライン診療始まる コロナで通院に抵抗感

2020年6月27日 05時00分 (6月27日 05時00分更新) 会員限定
住民(左)を診察する谷山医師(中)。来月はオンラインで診察する=福井市畠中町の殿下福祉センターかじか苑で

住民(左)を診察する谷山医師(中)。来月はオンラインで診察する=福井市畠中町の殿下福祉センターかじか苑で

  • 住民(左)を診察する谷山医師(中)。来月はオンラインで診察する=福井市畠中町の殿下福祉センターかじか苑で
 福井市の殿下地区で26日、ネットを使って医師が遠隔で診察する「オンライン診療」の取り組みが始まった。地区内には医療機関がない上、新型コロナウイルスの感染拡大で通院に抵抗を感じる住民が増えていた。同地区地域おこし協力隊の松平裕子さん(46)が「高齢者が安心して暮らせる地区になってほしい」と企画した。 (梶山佑)
 過疎化が進む同地区では二〇一八年に診療所が閉まり、住民は十キロ近く離れた別の地区の医療機関に通っていた。さらに今年、新型コロナウイルス感染拡大で「病院に行きづらい」「地区の外に出たくない」といった声が相次いだため、松平さんが五月から準備を進めていた。
 「オンライン診療」は毎月第四金曜日、殿下福祉センターかじか苑(同市畠中町)と「つながるクリニック」(同市二の宮二)をつなぎ、パソコンの画面越しに行う。ただ、三カ月に一度は医師がかじか苑を訪れ、直接診察する。看護師は毎回かじか苑を訪れるため、採血や血圧測定、予防接種などは毎回受けることができる。処方された薬は、数日後に自宅に届く仕組みもつくった。
 初回の二十六日は、同クリニックの谷山晶...

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