<頂へ 月刊・藤井聡太七段> 棋聖、王位戦 挑戦権争った永瀬二冠

2020年6月27日 05時00分 (6月27日 05時00分更新) 会員限定
王位戦挑戦者決定戦で永瀬拓矢二冠(左)に勝ち、対局を振り返る藤井聡太七段=23日、東京都渋谷区の将棋会館で

王位戦挑戦者決定戦で永瀬拓矢二冠(左)に勝ち、対局を振り返る藤井聡太七段=23日、東京都渋谷区の将棋会館で

  • 王位戦挑戦者決定戦で永瀬拓矢二冠(左)に勝ち、対局を振り返る藤井聡太七段=23日、東京都渋谷区の将棋会館で
 前回予想した通り、とんでもなく激しいひと月だった。棋聖戦で初のタイトル挑戦を決めた藤井聡太七段(17)=愛知県瀬戸市=は、続く王位戦(中日新聞社主催)でも挑戦者に。棋聖戦第一局では白星を記録し、竜王戦も本戦出場をかけ師匠と熱戦を繰り広げた。本欄数回分の話題があり、限られた紙幅が恨めしいが、今回はあえて“もう一人の主役”に焦点を当てよう。棋聖戦、王位戦の挑戦者決定戦で連戦した永瀬拓矢二冠(27)だ。 (岡村淳司)
 一年前、藤井七段の師匠杉本昌隆八段(51)の「昇段・昇級を祝う会」が名古屋市であった。遠方からベテラン棋士が駆けつける中、意外だったのが叡王戦で初タイトルを取ったばかりの永瀬二冠=横浜市出身=の姿。東海の重鎮と関東の気鋭にどんなつながりが? 疑問は半年後、日本将棋連盟の機関誌「将棋世界」を読んで氷解した。藤井七段を通じた縁だったようだ。
 今年一月号の巻頭。観戦記者の鈴木宏彦さん(64)による、永瀬二冠へのインタビューが載った。子どもの頃、どれだけ頑張っても勉強ができなかったこと。奨励会時代に年間一万局もの練習対局をしたこと…。自他共に認める「努力の人」の歩みがつづられていた。...

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