新型コロナ 感染94人同一遺伝子型 

2020年6月26日 05時00分 (6月26日 09時31分更新)

 クラスター、連鎖裏付け 県議会 一般質問 


 
 県議会は二十五日、本会議を再開し、六人が一般質問した。新型コロナウイルスの第一波について、県は県内で感染確認された百二十二人のうち九十四人が「同一の遺伝子型だった」と明らかにした。県内での感染が、クラスター(感染者集団)や、そこからの連鎖で拡大したことを裏付けている。
 辻一憲議員(民主・みらい)の質問に、窪田裕行健康福祉部長が答えた。それによると、県内での感染者百二十二人のうち国立感染症研究所で九十八人分の遺伝子解析が終了し、県外で感染したことが明らかな四人を除く九十四人は、共通した遺伝子型を持っていたとした。
 新型コロナの遺伝子型は感染国や地域によって異なるとされている。県は三月から四月に第一波が急拡大した際に、「県内はほぼ一つのクラスター」との見解を示し、当時から県内での感染の起点は限られているとしてきた。また、感染経路不明者と、個別情報の非公表者は計八人いるとした。
 この日の本会議では、二〇二〇年度一般会計補正予算案のうち、県民向けの県内宿泊半額キャンペーンなどいち早い着手が必要な一部の事業分を可決した。 (尾嶋隆宏)

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