子どものSNS被害 増加 

2020年6月25日 22時41分 (6月25日 22時41分更新)

昨年まとめ 児相通告は過去最多402人


 県警少年女性安全課は昨年に発生した、18歳以下の子どもが被害にあった事件についての統計をまとめた。県内でツイッターなどの会員制交流サイト(SNS)を通じて被害を受けた子どもは、前年より8人増えて20人だった。
 県警はSNSなどで売春につながるような書き込みを見つけた場合、本人にSNSでメッセージを送って直接会わないように注意している。昨年は約26件のやりとりをしたという。
 児童相談所に通告された子どもの数は、402人で過去最多。子どもの前で配偶者同士の暴力を見せつける「面前DV」といった心理的虐待が254人、身体的虐待が101人、ネグレクトが45人、性的虐待が2人だった。県警は児童虐待への社会的な関心の高まりから、通報件数が増加しているとみている。
 通告があった件数のうち、県警が検挙したのは過去最多の15件。内訳は傷害や暴行、殺人での身体的虐待が最多の10件。強制わいせつや児童ポルノなどの性的虐待が3件、保護責任者遺棄致死でのネグレクトが2件だった。
 同課は子どもが加害者になる少年非行の統計もまとめた。昨年検挙した20歳未満は169人で、戦後以降統計を取り始めて過去最少となった。
 内訳は窃盗89件、暴行や傷害などの粗暴犯31件、詐欺などの知能犯17件、凶悪犯2件、その他30件。 (向川原悠吾)

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