<バン記者・樋口薫の棋界見て歩き> 女流王位戦 里見が防衛

2020年6月26日 05時00分 (6月26日 05時00分更新) 会員限定
里見香奈女流王位(左)に加藤桃子女流三段が挑んだ女流王位戦。関係者全員がマスク姿で、ものものしい対局開始となった=東京都渋谷区の将棋会館で

里見香奈女流王位(左)に加藤桃子女流三段が挑んだ女流王位戦。関係者全員がマスク姿で、ものものしい対局開始となった=東京都渋谷区の将棋会館で

  • 里見香奈女流王位(左)に加藤桃子女流三段が挑んだ女流王位戦。関係者全員がマスク姿で、ものものしい対局開始となった=東京都渋谷区の将棋会館で
 四冠を持つ里見香奈女流王位(28)に加藤桃子女流三段(25)が挑む第三十一期女流王位戦五番勝負が、十七日に決着し、里見女流王位が負けなしで防衛に成功しました。新型コロナウイルスの影響で開幕が二カ月遅れ、二週間弱で三局をこなす超過密日程。立会人をはじめ関係者は全員マスク姿という異例ずくめのシリーズでした。五日に行われた開幕戦の模様を振り返ります。
 今回は「三密」防止のため、前夜祭や大盤解説会などのイベントも開かれません。対局場も旅館やホテルではなく、ふだん対局が行われる将棋会館です。それでも、ついに開幕できた!というのが主催者、そして担当記者の本音でした。
 この二カ月間について、女流棋界の第一人者である里見女流王位は「対局できる日に向けて勉強していました。悲しいニュースに心が痛むこともあり、対局をできることがいかに幸せか、あらためて痛感しました」とのこと。取材する側の記者もまさに同感です。
 対する加藤女流三段は小学六年で棋士養成機関「奨励会」に入り、多くの男性会員の中で十三年間修業した強豪。昨年四月に女流棋士となり、初参加の女流王位戦でいきなり挑戦権を獲得しました。「家にいることが増え...

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