大丈夫?ダル所属のカブスなどが観客動員を検討 感染拡大新記録の米…MLBでも4球団感染が確認されるなか…
2020年6月25日 15時38分
7月24日前後に開幕し、各チーム60試合を開催することが決定した大リーグで、ダルビッシュ有投手(33)が所属するカブスやアストロズなどが観客を動員してのホームゲーム開催を検討している。24日の放送局NBCスポーツ(電子版)などが報じた。
カブスとホワイトソックスが本拠を置くイリノイ州のプリツカー知事は、同州の屋外スポーツイベントについて「収容人員の20%以内で再開が可能だ。売店での販売も制限付きで許可する」と発言。これを受け、両軍が検討を始めた。カブスの本拠地リグリーフィールドの収容人員は4万1649のため、20%ならば8329人となる。
また、サイン盗みに揺れるアストロズも、有観客の開催を視野に入れている。本拠地ヒューストンのアボット・テキサス州知事は、収容人員の50%での開催を提唱。アストロズのクレイン・オーナーは24日、「その(有観客の)予定だ。シーズンのどこかの時点でそうしたい」と語った。
だが、米国は24日に新記録となる3万8000人超の新たな感染が確認された。大リーグも同じ流れで、同日だけでも以下の4球団で新感染者が確認された。マリナーズ(2人以上の選手を含む数人の球団関係者)、ブルージェイズ(複数の選手)、タイガース(選手と職員が1人ずつ)、レッドソックス(メジャー40人枠の選手1人)。
観客の有無の以前に、決まったばかりのシーズン開催自体が明らかな黄色信号に変わりつつある。
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