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<ブチさんの楽笑釣行> 長井新宿港「小見山丸」でマルイカ狙う

2020年6月25日 05時00分

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 マルイカ、アカイカ、メトイカ、ダルマイカ、シロイカ、マイカ…どれもケンサキイカのことだ。これほど地域によって呼び名が変わるイカも珍しい。それだけ多くのエリアで愛されているイカだということだろう。その魅力は、テクニカルな誘いやアワセどころの難しさといった「釣趣」の良さと、甘味たっぷりの「食味」にある。梅雨時期はシーズン後半の浅場でマルイカ釣りを楽しめる絶好機。今期のマル初釣行に長井新宿港「小見山丸」へ伺った。
(ダイワ・フィールドテスター 田渕雅生)

◆今期は釣果にバラツキ 新群れ回遊に期待

<概況> 今期、相模湾では1月中旬からマルイカ釣りを開始。水深100メートル前後からのスタートだった。4月に入り海水温が徐々に上昇してくるとマルイカの群れも少しずつ浅場に入るようになり、5月中旬以降は40〜50メートルの水深、時には20メートル程度の浅場でも釣れるようになった。
 ただ今期はマルイカの新群れが続々と入り込んでくる状態ではなく、日によって釣果にバラつきがある。うまく新群れ=活性の高いマルイカの反応が見つかれば好釣果が望めるのだが、今日の状況はいかに!

◆オモリ切ってゆっくり竿先上げながらアタリ聞く宙の釣り

<釣り方> ここ数年流行している「ゼロテン釣法」。マルイカに違和感を与えず長くスッテに抱き着かせ、繊細な穂先がその「触り」を捉えしっかりアワセる! 断トツの釣果を挙げる方々のほとんどがこの釣法だといっても過言ではない。が、この釣法を極めるには超繊細穂先の専用ロッドと、それを使いこなす相当の修練が必要だ。
 私は元来オモリを切ってゆっくりと竿先を上げながらアタリを聞く「宙の釣り」を得意としており、当日もこの釣り方を基軸にした。
 仕掛け投入→着底→最初はタタキを入れずにアタリを聞き、アタリがなければいったん10メートル巻き上げて落とし直す「巻き落とし」。再着底後はタタキを入れて、ゆっくりと竿先を上げてアタリをきく。この繰り返し。バレるイカはゆっくり巻いてもバレるので(掛かりどころが悪いため)、巻き上げスピードは速めの方が手返しが多くできる。

◆乗りパターンに試行錯誤

<当日の状況> 朝6時、小見山俊(たかし)船長は長井〜城ケ島西沖の水深40〜50メートルをマルイカの反応を探りながらゆっくりと船を走らせる。小網代〜諸磯沖でマルイカの反応をキャッチ。魚探を見る限りでは、かなり良さそうな反応だ!
 しかし、船長いわく「反応の割には乗りが渋い」とのこと。どうやら「新群れ」ではなさそうだ。案の定、仕掛けを投入してもポツリポツリの乗りで、後が続かない。周りの僚船も同じような状況のようだ。
 私もスッテをあれこれ取り換えながら何とか当日の「パターン」をつかもうと試みるが、1年振りのマルイカ釣りに、アタリがあっても乗せきれずに、もん絶してばかり(笑)。ならばと、得意な「タイミング聞きアワセ釣法」に変更。
 ようやく感覚が戻ってきた10時半頃、船長の直感で長井沖に移動。朝には反応がなかったポイントだが、この時間帯には良さそうな反応が見つかった。早速、仕掛けを投入すると当日初めての着乗りでしかも「全員巻き」。良型やらダブルでもきた! 船上はがぜんヒートアップ! 私はそれまで6杯だったが、この1流しで9連チャンの10杯ゲットとなった。好反応を探し当てた船長もうれしそう! バケツの中は見る見るうちにマルイカで埋まっていった。
<仕掛け> ダイワミッドスッテシリーズ各種。
 竿は「軽さは感度」。繊細なアタリを取ってあわせ、小型マルイカの乗りをしっかりと聞く感度が必須。一日中、誘い続けるにはタックルの「軽さ」が大きな武器になる。「極鋭マルイカEX AGS−F」は自重わずか60グラム。「アドミラ100HL」は自重135グラム。この軽さは強い味方になってくれる。
<その他> 「ダイワ快適イカリーダー 直結プラス」は直結仕掛け→直ブラ仕掛け→ブランコ仕掛けにワンタッチで変えることができる優れもの。
 「タングステンシンカー」はマルイカの群れを目掛けてより速く落下する。

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