高齢者向けスマホゲームを85歳が独学で開発  

2020年6月25日 05時00分 (6月25日 14時05分更新) 会員限定
若宮正子さんが開発したスマホアプリ「hinadan」

若宮正子さんが開発したスマホアプリ「hinadan」

  • 若宮正子さんが開発したスマホアプリ「hinadan」
  • 拡大鏡で画面を確認しながら、文字を入力する若宮さん=神奈川県藤沢市で
 81歳でスマートフォン用アプリをつくり、「最高齢のアプリ開発者」と米アップル社から高く評価されたことでも知られる神奈川県藤沢市の若宮正子さん(85)は、ほぼ独学でプログラミングを学んだ。本年度からプログラミング教育が小学校で必修化されたが、若宮さんは81歳でゼロから学んだ経験をもとに、子どもたちに「作りたいものがコンピューターを使ってかたちになる。その楽しさを大切に」と魅力を語る。 (添田隆典)
 プログラミングは、コンピューターを指示通りに動かすための「命令書作り」だ。「プログラミング言語」と呼ばれる、英語や数式からなる特殊な文字列を入力し、ウェブサイトやアプリを作る。ただ、膨大な文法や規則があり、習得には地道な努力と時間が求められる。
 若宮さんは現在、地元の江の島を紹介する観光アプリを作成中。文字列が細かく書き込まれたパソコン画面を示し、「小さな文字列だから、拡大鏡が手放せない」とほほ笑む。
 二十三年前、銀行を退職。「老後の趣味に」とパソコンを購入した。生来好奇心が強く、新しいことに挑戦することが好きといい、ほぼ独学で知識を習得。グラフィックアートや、インターネットでの交流など、パ...

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