本文へ移動

「不破関」100年の変遷を紹介 関ケ原の資料館、パネル一新

2020年6月24日 04時00分 (6月24日 11時27分更新)
絵巻物や出土品が展示された館内=関ケ原町松尾の不破関資料館で

絵巻物や出土品が展示された館内=関ケ原町松尾の不破関資料館で

 関ケ原町松尾の不破関資料館が、コロナ禍による休業中に館内をリニューアルし、今月から営業を再開した。壬申の乱(六七二年)から、古代三関の一つ「不破関」が栄え、廃止された後までの歴史を、時代の流れに沿って振り返ることができるようになった。
 壬申の乱は、天智天皇の死後の皇位継承を巡って弟の大海人皇子と長男の大友皇子が争った内乱。新展示では、絵巻物「物語壬申の乱」を紹介。県博物館の職員が描いた十八こまの作品で、元々は白黒だったが、譲り受ける際に本人に頼んで色付けしてもらった。大海人皇子側が勝った経緯など、流れが一目で分かる。
 不破関は、壬申の乱の後につくられ、七〇一年に法的に整備された。新展示では、関としての機能が停止される七八九年までのおよそ百年間の変遷が分かる瓦の出土品を紹介している。
 屋根の先端に付ける「軒丸瓦」や「軒平瓦」の模様は、複数種類あり、建造物が何度も改修されていたことを示しているという。
 不破関には、天武天皇や妻の持統上皇らがたびたび訪れたとされる。資料館の飯沼暢康館長(63)は「天皇らの訪問を一つのきっかけとして関が立派になっていったのでは」と推察する。
 資料館は四月初旬...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

記者へのメッセージポストへの投稿はこちらから

関連キーワード

PR情報