分身ロボ 面会アシスト 加賀市 障害者施設で実証実験

2020年6月24日 05時00分 (6月24日 10時48分更新)
実証実験で画面越しに別室の職員と話す入所者=加賀市潮津町の夢ようようで

実証実験で画面越しに別室の職員と話す入所者=加賀市潮津町の夢ようようで

  • 実証実験で画面越しに別室の職員と話す入所者=加賀市潮津町の夢ようようで
 加賀市医療センターで画面越しのお見舞いに使われている分身ロボット「アバター」について、市は市内の福祉施設三カ所にも面会用に導入。二十三日に同市潮津町の障害者施設「夢ようよう」で実証実験が報道陣に公開された。
 アバターは高さ一・五メートル。上部にカメラ付き10・1インチの画面があり、遠くでカメラ付きのパソコンの前にいる人の顔が映し出される。パソコンから遠隔操作できる。全日空グループが開発した。昨年五月、同社との連携協定を受け、市が十台を導入。市医療センターでは五月七日から二台が無償貸与されている。福祉施設には今月十五日、貸し出した。
 夢ようようでは新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、面会時間を制限。時間外の面会者はアバターを使う。アバターでの面会は事前予約が必要で、施設内の別室からパソコンを操作する。実証実験では施設職員が面会者役となり、車いすの入所者と会話する様子を実演した。
 山代中学校でも十七日から、校外にいることもある外国語指導助手(ALT)と生徒の交流にアバターの活用を始めた。市イノベーション推進課の担当者は「分身のようにロボットの視野や本体を自由に動かせるので、ビデオ通話より一歩進んでいる。今後も新たな使い道を探る」と話している。(坂麻有)

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