大津駅前のジュネーブ構想、転換迫られる カフェ事業者が撤退

2020年6月24日 05時00分 (6月24日 05時00分更新) 会員限定
 大津市は二十三日、JR大津駅前から湖岸沿いまでのにぎわい創出を目指す「ジュネーブ構想」の一環で進めていた「大津駅前公園及び中央大通りの活用事業」について、不採算を理由に事業者から撤退の申し出を受け、基本協定を解除したと明らかにした。解除は二十二日付で、二十三日に市議会施設常任委員会で報告した。市は、中央大通りの歩道の拡幅や公園の整備は引き続き行うとしているが、事業は当初の計画から大きく転換することになった。 (土井紫)
 この事業は、スイス・ジュネーブのコルナバン駅からレマン湖につながる通りと、大津駅から琵琶湖畔までの立地が似ているとして、越直美前市長の市政下で立案された。「Park−PFI(民間資金活用による社会資本整備)」方式で、二〇一七年に始動。駅前公園を整備し、中央大通りの歩道を拡幅して設置するフリースペースに、民間事業者によるカフェ開設を計画していた。一九年十一月、公募に応じた「まちづくり大津」(大津市打出浜)など三団体で構成するグループ「Rue LAC大津」が、市と基本協定を締結。今年九月の供用開始を目指し、協議を進めてきた。
 しかし二月、グ...

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