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AIが故人しのぶナレーション作成 彦根のクリスタルが導入

2020年6月24日 05時00分 (6月24日 05時00分更新)
AIナレーションシステムの質問画面

AIナレーションシステムの質問画面

 彦根市川瀬馬場町の葬儀場「クリスタルホール河瀬」などを運営するクリスタル(東近江市)が人工知能(AI)ナレーション自動作成システム「IKIRU」を葬儀などに導入する。同社によると、全国で初めての試みという。遺族がタブレットに表示される約十の質問に回答することでナレーション原稿が自動的に作成される仕組みだ。
 葬儀のナレーション原稿の作成は遺族からのヒアリングが難しく、人材育成に時間がかかるなど葬儀会社にとって悩みの種だった。
 そこでクリスタルの井ノ口章善社長が親交のあった司会業のビアンフェ(岡山市)に相談。ビアンフェはAIにナレーションのデータを学習させ、自動でナレーションを作るシステム「IKIRU」を開発した。
 質問は故人の性別や名前、どれくらいまじめだったかなどの項目から、故人を動物でたとえると、などの抽象的なものまである。井ノ口社長によると、AIがデータを学習するため、これからさらに精度はあがるという。
 井ノ口社長は運用方法について「システムはあくまでナレーションのひな型を作るためのもの。完全ではないので、人の手を加えで温かみのあるものにする」と話した。 (磯貝元)

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