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日本テレビがスタジオジブリを子会社に 鈴木敏夫社長の後任に日テレ専務

2023年9月21日 15時00分 (9月21日 22時31分更新)

スタジオジブリの株式を日本テレビが取得することが決まり、握手するスタジオジブリの鈴木敏夫さん(左)と日本テレビの杉山美邦会長=東京都小金井市


 スタジオジブリと日本テレビは21日、日テレがジブリの株式を取得し、子会社化すると発表した。日テレが議決権の42.3%を所有する筆頭株主となり、鈴木敏夫社長(75)に代わって日テレの福田博之専務執行役員(62)が新社長に就く。ジブリは今後もアニメ映画の製作などを続ける。
 都内で会見した鈴木社長らによると、当初は後継者として創業者の宮崎駿監督(82)の長男でアニメ映画監督の吾朗氏(56)を検討。しかし、吾朗氏が「一人でジブリを背負うことは難しい」と固辞し、宮崎監督も「宮崎という名前の下でジブリを支配するのは違うのでは」などと反対したため、ジブリと関係の深い日テレに相談したという。鈴木社長は「経営は預け、ぼくらは作品作りに没頭する」と説明した。
 日テレは1985年に宮崎監督の「風の谷のナウシカ」をテレビ初放送し、89年公開の「魔女の宅急便」からは映画製作に出資するなどしてきた。「ジブリパーク」(愛知県)や、「三鷹の森ジブリ美術館」(東京都)については、副社長に就任予定の中島清文・ジブリ取締役(60)が「直接的に影響はない。宮崎吾朗を中心にますますやっていきたい」と話した。
 会見では、「君たちはどう生きるか」が公開中の宮崎監督の近況も報告された。「支持してくれる人がいるのなら、企画までは考えて良いかな」と、次への意欲をにじませているという。

スタジオジブリ


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