藤沢和雄調教師が史上2人目通算1500勝 心から大きな拍手を送りたい

2020年6月23日 18時00分

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藤沢和雄調教師

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 大記録達成に心から大きな拍手を送りたい。13日の函館10Rでシークレットアイズが1着となり、同馬を管理する藤沢和雄調教師(68)=美浦=が、1988年3月12日の管理馬初出走から8615戦目でJRA通算1500勝を達成した。これは故尾形藤吉元調教師(1670勝)以来史上2人目、現役では初のこと。
 17日に美浦トレセンで多くの記者に囲まれ、同師は「たくさんの馬主さんの応援やスタッフに支えられたおかげだと思っております。これからも全力でもう少し頑張ります」と笑顔を見せた。そう、“もう少し”とは調教師の定年(70歳)が、再来年の2月いっぱいに迫っているのだ。
 この制度に関して意見を述べることは避けるが、何とももったいないという言葉しかない。これまで築き上げたJRA重賞勝利は121。その中には2017年のダービー、02~04年の有馬記念3連覇などG1の30勝を含んでいる。区切りの30勝目となった今年の安田記念を◎グランアレグリアで、3連単万馬券を本線で完全的中。これが記者にとって人生最大の宝物になることは間違いないだろう。
 同師が以前から言っている言葉で心から離れないものがある。「多くの馬がお父さんやお母さんになる。競走馬生活を終えたあと、無事に余力を残して牧場に帰すことが大切」。種牡馬、繁殖牝馬になってからも考えて、速い時計を求める無謀な追い切りなど絶対にしない。その姿が格好よすぎて…。泣くのはまだ早い。熱い涙は、再来年の2月まで我慢します。(花岡敦史)

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