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EV県に無償貸与  日産と三菱自災害応援協定  非常用電源に活用へ

2020年6月23日 05時00分 (6月23日 09時59分更新)
自動車の電気で家電製品が動く仕組みについて日産自動車の後藤理事(右)から説明を受ける杉本知事

自動車の電気で家電製品が動く仕組みについて日産自動車の後藤理事(右)から説明を受ける杉本知事

  • 自動車の電気で家電製品が動く仕組みについて日産自動車の後藤理事(右)から説明を受ける杉本知事
  • 若林執行役員(手前右)からアウトランダーPHEVの説明を聞く杉本知事(同左)=いずれも県庁で

 県は二十二日、日産自動車、三菱自動車とそれぞれ災害発生時に電気自動車(EV)を県に無償で優先的に貸与することを定めた災害応援協定を締結した。自動車メーカーと県によるこうした協定は北陸三県で初めて。
 日産はEV「リーフ」、三菱はガソリンでも動くEV「アウトランダーPHEV」を県に貸与する。それぞれの協定には両社の県内販売会社も加わっており、県内販売店に試乗車などとして置いてあるリーフ十四台、アウトランダー七台を災害時に県に貸与する方針。両社とも必要に応じて、他県からさらに車両を確保できるとしている。
 県では、EVを停電時に県施設や住民の避難所に配備し、非常用電源として活用する考え。県庁でこの日、それぞれの協定締結式があり、杉本達治知事は「電気自動車は停電の現場にすぐ行けるのでとても便利。県民の安全を守りたい」と話した。
 来庁した日産の後藤収理事は「県の防災訓練などにも参加していきたい」、三菱の若林陽介執行役員は「『動く蓄電池』であり、県民の安心安全につながれば幸せだ」と社会貢献への思いを述べた。 (籔下千晶、尾嶋隆宏)

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