弁当空き箱で城作り  永平寺町の川島さん「宅配の方に感謝」

2020年6月23日 05時00分 (6月23日 09時39分更新)
弁当の空き箱で作っている城の新たな構想を練る川島さん=22日、永平寺町の自宅で(山田陽撮影)

弁当の空き箱で作っている城の新たな構想を練る川島さん=22日、永平寺町の自宅で(山田陽撮影)

  • 弁当の空き箱で作っている城の新たな構想を練る川島さん=22日、永平寺町の自宅で(山田陽撮影)

 永平寺町社会福祉協議会の弁当宅配サービスを利用している川島恒夫さん(74)=同町松岡室=が、弁当の空き箱を使って城を手作りしている。「いつも弁当を届けてくれる方たちに感謝の気持ちを届けたい」という思いを込めている。 (堂下佳鈴)
 川島さんは二〇一四年に妻を亡くした後、週二回宅配サービスを利用している。一六年に放送されたNHK大河ドラマ「真田丸」を見て城を作ることを思いついたという。
 四年間かけて作ってきた城は、感謝状にかけて「感謝城」と命名した。城の造りは独自に考え、本殿と大奥、武家屋敷が並ぶ。本殿と大奥には渡り廊下を架けた。城の堀には屋形船が浮かび、コイも泳ぐ。門番や守衛を配置するなど、細かい部分までこだわった。
 一部につまようじなどを使っているが、宅配された弁当の空き箱が材料のほとんどを占める。はさみで切ってパーツを作り、貼り付けていく地道な作業。食材によって毎回容器が変わるため、必要な時に必要な容器がない時は頭を悩ませた。やめたいと思う時もあったそうだが「なんとか最後までやり遂げたい」と製作を続けている。まだ築城中で「今後は外堀や城下町を追加していきたい」と意気込む。新型コロナウイルスと闘う医療従事者を応援する気持ちも込め、今後は城を青色でライトアップすることも考えている。

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