発達障害支援ハンドブック改訂 親に寄り添い わかりやすく

2020年6月23日 05時00分 (6月23日 05時03分更新)
ハンドブックを手に「地域の支援を知って」と呼び掛ける北川忠さん=富山市下飯野の県発達障害者支援センター「ほっぷ」で

ハンドブックを手に「地域の支援を知って」と呼び掛ける北川忠さん=富山市下飯野の県発達障害者支援センター「ほっぷ」で

  • ハンドブックを手に「地域の支援を知って」と呼び掛ける北川忠さん=富山市下飯野の県発達障害者支援センター「ほっぷ」で

相談窓口の整理や色分け

 県発達障害者支援センター「ほっぷ」(富山市下飯野)は、発達障害の人やその家族に向けたハンドブック「ひとりじゃないよ」二〇二〇年度版を発行した。相談窓口をまとめたり、カラフルな色合いにしたりするなど、支援の手が届くよう随所に工夫を凝らした。(山岸弓華)
 ほっぷは発達障害に関する相談受け付けや啓発活動を行っている。ハンドブックは〇九年から作成。乳幼児期、学齢期、成人期の三種類あり、入学や就職などライフステージに応じた養育法をまとめている。
 今回は一二年以来の改訂で、新たに教育や福祉、就労などニーズごとに相談窓口を整理。相談の流れをフローチャート化し、窓口を地域ごとに色分けした。誰にでも読みやすいとされるフォント「UDデジタル教科書体」を採用し、見やすさにも配慮した。
 発行前の保護者へのヒアリングでは、「わかりやすく、親に寄り添った内容に」との声が寄せられた。副センター長の北川忠さん(62)は、冊子の表現が適切かどうか、関係機関と検討を重ねたといい、「家族だけでなく、地域の中で子を育むという安心感を持ってほしかった」と語る。
 ハンドブックはほっぷのホームページ上で公開されている。北川さんは「発達障害の当事者は一人で孤立しがち。タイトル通り一人ではなく、さまざまな支援があることを知ってもらえれば」と期待を込めた。

関連キーワード

PR情報

富山の最新ニュース

記事一覧