先進事例を冊子で紹介 常葉大生が静岡テレワーク調査

2020年6月22日 05時00分 (6月22日 05時03分更新)

自ら手掛けたテレワークの先進事例集を紹介する常葉大小豆川ゼミの4年生=静岡市駿河区で

 地元企業にテレワークの導入を促そうと、静岡市と常葉大(同市駿河区)小豆川ゼミは、市内外でテレワークを導入している企業・団体の先進事例をまとめた冊子と、市内にある民間の共有オフィス「コワーキングスペース」の情報を集めたマップを共同で作成した。 (五十幡将之)
 冊子は、新型コロナウイルスの感染拡大前から全従業員を対象にした在宅勤務などを進めてきた、富士ゼロックス静岡など九社と一団体(静岡市)を紹介。「育児や介護との両立を望む声」などの導入経緯から実施内容、「残業時間の削減」「災害時対策に有効」といった効果、「通勤時間がなくなり、仕事と私生活が充実した」という体験者の声などを見やすく紹介している。
 「静岡市まちごとテレワークマップ」では、JR静岡駅周辺にある八つのコワーキングスペースを紹介。座席数や料金などの基礎情報から「子連れ向け」や「クリエーター向け」などの特徴を一目で分かるようにまとめ、「横にはスタバもタピオカもあり」など実際に取材した学生目線のポイントも加えた。

市内のコワーキングスペースをまとめたマップを紹介する清水うのうさん(左)ら=静岡市駿河区で

 いずれも二〇一九年度に調査し、事例集は当時経営学部三年の十八人が、マップは有志の学生三人が担当。順次、市内の掲載企業や施設、東京都内にある静岡市の出先機関などで配布する。
 事例集作りの副リーダーを務めた四年、森島有里さん(21)は「導入企業でもテレワーク実践者が少ないところもあり、会社や社員の意識が鍵になると感じた。導入を目指す企業は参考にしてほしい」と話し、マップを手掛けた三年の清水うのうさん(20)は「静岡市はコワーキング施設が集まる先進地域であることを知ってもらい、マップを移住定住誘致に使ってほしい」と話した。

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