庭園とプロの音色が競演 大津「ながらの座・座」

2020年6月22日 05時00分 (6月22日 05時00分更新) 会員限定
温かなファゴットの音色を披露し、拍手喝采を受ける安井さん(中)=大津市小関町の「ながらの座・座」で

温かなファゴットの音色を披露し、拍手喝采を受ける安井さん(中)=大津市小関町の「ながらの座・座」で

  • 温かなファゴットの音色を披露し、拍手喝采を受ける安井さん(中)=大津市小関町の「ながらの座・座」で
 新型コロナウイルスの影響で音楽会の中止などが相次ぐ中、大津市の三井寺の旧坊舎を活用した文化交流施設「ながらの座・座」(同市小関町)で二十一日、プロの音楽家の音色を楽しむ演奏会シリーズ「今、ここに触れたい音楽がある−耐乏、待望、大望」が始まった。初回はファゴット奏者の安井悠陽(ゆうひ)さん(25)が登場。開放的な和室で約三十人が、庭園の眺めと音楽の“競演”を楽しんだ。
 安井さんは、日本センチュリー交響楽団(大阪府)の首席奏者。バッハ作曲「無伴奏パルティータ」やイタリア人演奏家ジャノーラの新作など五曲を、縁側や、木々に囲まれた池がある庭園内などで演奏。観客たちは畳の上や縁側でくつろぎながら、つやのある音色や技巧的なフレーズに聴き入っていた。
 音楽の合間には、青モミジの葉がさざ波のように擦れ合う音や、池でコイがはねる音も聞こえた。終演後、安井さんは「水や木々といった自然の音に囲まれて演奏できて良い経験でした」と話していた。
 演奏会は全三回。次回の二十七日は同団のバイオリン奏者、最終日の二十八日はバストロンボーン奏者が出演する。(問)同施設の橋...

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