ひな 元気に育って アル・プラザ金沢のカルガモ

2020年6月20日 05時00分 (6月20日 10時04分更新)
保護されてかごの隅で身を寄せ合うカルガモのひなたち=金沢市諸江町で

保護されてかごの隅で身を寄せ合うカルガモのひなたち=金沢市諸江町で

  • 保護されてかごの隅で身を寄せ合うカルガモのひなたち=金沢市諸江町で
  • 人工池の植え込みでカルガモのひながいないか確認する市職員=金沢市諸江町で

市が保護、人工池から用水に放す


 金沢市諸江町の商業施設「平和堂アル・プラザ金沢」敷地内の人工池で生まれたとみられるカルガモが十九日、市に保護され、近くの用水に放された。ひな二羽が元気に自然に戻った。(戎野文菜)
 カルガモは人工池の水面から約一メートルの高さにある植え込みで産卵。十六日に親子八羽が池を泳いでいるのが見つかった。同店と市は、親子が巣と池を行き来できるようスロープを設置。多くの買い物客が愛らしい姿を見守っていた。
 十八日に七羽いたひなの数が減っているのに従業員が気付き、市へ連絡。翌十九日に市職員が確認し、植え込みの中で三羽が死んで、一羽がいなくなっていると分かった。カラスやトンビなどの外敵に襲われたとみられる。
 市は、身を隠せる場所が少ない人工池では、ひなが大きくなるまで生きられないと判断。生き残った三羽を保護した。
 一羽は元気がなく死んでしまったが、二羽は近くの用水に放された。用水にはカルガモの成鳥がおり、二羽はその後を追っていったという。成鳥は親鳥の可能性もある。
 市の担当者は「自然の中なら人が手を加える必要はないけれど、人工物の中では生きていけない。二羽はまだ元気だったので自分の力で大きくなってほしい」と話していた。

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