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旧北陸線の魅力伝えるストーリー、日本遺産に認定

2020年6月20日 05時00分 (6月20日 15時29分更新)
欧亜国際連絡列車の発着駅となった旧敦賀港駅のランプ小屋=敦賀市金ケ崎町で

欧亜国際連絡列車の発着駅となった旧敦賀港駅のランプ小屋=敦賀市金ケ崎町で

  • 欧亜国際連絡列車の発着駅となった旧敦賀港駅のランプ小屋=敦賀市金ケ崎町で
  • 敦賀を経由して東京とベルリンを結ぶ欧亜国際連絡列車の切符=敦賀市提供
 敦賀市、南越前町、滋賀県長浜市にまたがる旧北陸線沿いの鉄道遺産の魅力を伝えるストーリー「海を越えた鉄道〜世界へつながる 鉄路のキセキ〜」が日本遺産に認定された。峠をトンネルで貫くことで、日本海と太平洋の最短ルートを確立。明治時代には敦賀港を経由して東京と欧州を結ぶ直通路線「欧亜国際連絡列車」が開業し、欧州までの最短ルートとして文化、スポーツ、人道などの分野で貢献した。県内では五件目。昨年に続く二度目の申請で選ばれた。
 敦賀−長浜間の峠を貫く柳ケ瀬トンネルが完成したのは一八八四(明治十七)年。日本海と太平洋と結ぶ最短ルートとなったこのトンネルは、四年の歳月がかけられ、日本の鉄道技術を飛躍させた。
 敦賀−今庄(南越前町)間は十二本ものトンネルが築かれ、今も自動車道路として活用されている。同所は急勾配のため、従来より引っ張る力が強いD51形蒸気機関車(SL)が登場した。日本最古のトンネルである敦賀市の小刀根トンネルは、レンガ積み壁面などを見ることができる。
 今庄駅では、補機(列車を後ろから押すもう一台のSL)の付け外しのため全ての機関車が停車した。その間にホームで食べる定番の「立ち食いそば」は、今庄駅発祥といわれる。

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