透析患者、尽きない不安 岐阜県腎臓病協・大橋会長「こまめな体調管理を」

2020年6月20日 05時00分 (6月20日 05時00分更新) 会員限定
手指の消毒をする大橋さん。念入りな感染予防対策を呼び掛ける=岐阜市下奈良で

手指の消毒をする大橋さん。念入りな感染予防対策を呼び掛ける=岐阜市下奈良で

  • 手指の消毒をする大橋さん。念入りな感染予防対策を呼び掛ける=岐阜市下奈良で
 腎臓の機能が低下し人工透析を受ける県内の患者らが、新型コロナウイルスに不安な日々を送っている。免疫力が低下している人や高齢者が多く、感染すれば重症化など大きな影響を受ける可能性があるためだ。県腎臓病協議会(岐阜市)会長で、自身も人工透析を受ける大橋広義さん(64)は体調管理の徹底などを呼び掛ける。
  (稲田雅文)
 日本透析医会などのまとめによると、新型コロナ感染が確認された透析患者は百十二人で、うち亡くなったのは二十人に上っている(六月十九日現在)。「事務局が把握している限りでは、県内では透析患者の感染はない。新型コロナでより慎重に対策をしている人が多い」と大橋さん。
 尿をつくる腎臓が十分に働かなくなった透析患者は通常、週三回病院に通う。機器を使って血液中の老廃物や水分を四、五時間かけて取り除く必要がある。
 大橋さんによると、全国の透析患者の平均年齢は約七十歳と高齢。さらに糖尿病などを合併している例が目立ち、もともと感染症には手洗いの励行など人一倍、気を付ける人が多い。新型コロナ問題を受け、各病院では来院時の体温測定や念入りな手洗いが指導されるようになったという。
 とはいえ、不安は尽...

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