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7球団のスカウト14人が集結 享栄高・上田洸太朗4イニング2失点「自己採点20点」でも評価上々

2020年6月19日 21時02分

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先発した享栄の上田洸太朗

先発した享栄の上田洸太朗

 第102回全国高校野球選手権(甲子園)と愛知大会の中止を受けて、享栄と栄徳(ともに愛知)が19日、名古屋市瑞穂区のパロマ瑞穂球場で練習試合を行った。享栄のプロ注目左腕、上田洸太朗投手(3年)は先発で4イニング2安打2失点だったが、力のある球を披露した。試合は享栄が6―4で逆転勝ちした。
 最速143キロ左腕が片りんを見せた。制球が定まらず、1回先頭から連続四球を与え、三振振り逃げと犠飛で2失点。だが、以降は走者を出しながらも、本塁は踏ませなかった。上田は「自己採点は20点。球場で投げる感覚が戻っていない」と厳しい表情だったが、直球の威力は十分だった。
 高岡ボーイズ(富山)時代に、ボーイズ日本代表に選ばれた逸材。甲子園出場を目指して進学した愛知県内でも、好左腕として知られていたが、一躍全国区となったのが今春。センバツ出場が決まっていた大阪桐蔭を3月の練習試合で4安打完封し、注目を集めた。
 新型コロナウイルスの感染拡大のため、チームは4月から1カ月以上も練習を自粛した。上田は地元・高岡市に戻ったが、その間もジムでウエートトレに励んできた。「自粛前より、球の質は上がっていると思う」。手応えは感じている。
 球場には、プロ7球団14人のスカウトが集結した。日本ハム・大渕スカウト部長は「投げるセンスがある。もっといい投手だと思うし、きょうだけでも十分にいい投手。リストに入ってくる」と評価。ヤクルト・中西スカウトも「まだ実戦感覚が戻っていないようだが、柔らかさがあるし、手先も器用。将来性がある」とうなずいた。
 「スカウトの方を意識する前に、やらないといけないことがある。見失わないようにしたい」と上田。今後は、夏の代替大会である夏季県大会の優勝を目指して調整。アピールを続ける。

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