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連続講義の第六回が対面開催 浜松学院大

2020年6月19日 05時00分 (6月19日 05時03分更新)

都道府県別の感染者数について分析する伊藤慎弐講師(右)=浜松市中区の浜松学院大で

 浜松学院大(浜松市中区)で「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による社会変化について」と銘打った連続講義の第六回が十八日、教授と学生が教室で顔を合わせる対面形式で開かれた。講義は五月に始まったが、これまでの五回はビデオ会議アプリ「Zoom(ズーム)」だった。学生は久しぶりの生の講義に「対面もいい」と話した。
 講義を受けたのは現代コミュニケーション学部の三年生約四十人。コロナ禍がなければ学生は五〜七月、市内の企業などで実習する予定だった。実習が中止となった代わりに、教員十二人が「コロナ関連倒産がなぜ起こるのか?」「なぜ自粛警察が出現したか?」などコロナ禍をテーマにした全十五回の講義を八月まですることにした。
 この日は行政学が専門の伊藤慎弐(しんすけ)講師(44)が「感染者数の都道府県比較」について講義。四十七都道府県の感染者数と人口密度を関連づけて分析した結果、北海道は人口密度が四十七位と最低なのに感染者数は四位と非常に多かったことを指摘し「一〜三月は中国の訪日外国者がピークで一気に拡大した」と説明した。
 岡山と長崎県は人口密度の割に感染者数がかなり低かった。伊藤講師は「両県の人の流れ、地理的条件を詳細に分析すれば政策を考える上で足掛かりにできるかもしれない」と話した。
 出席した平松彩乃さん(20)は「家で受けた遠隔講義は途中で通信が途切れることがあった」と、対面の良さを再確認した様子だった。 (勝間田秀樹)

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