香り甘く、花鈴なり 丸岡の称念寺 菩提樹が満開

2020年6月18日 05時00分 (6月18日 09時24分更新)
甘い香りを漂わせ満開となった菩提樹の花=坂井市の称念寺で(蓮覚寺宏絵撮影)

甘い香りを漂わせ満開となった菩提樹の花=坂井市の称念寺で(蓮覚寺宏絵撮影)

  • 甘い香りを漂わせ満開となった菩提樹の花=坂井市の称念寺で(蓮覚寺宏絵撮影)

 南北朝時代の武将・新田義貞の菩提(ぼだい)所として知られ、戦国武将・明智光秀が十年間過ごしたとされる坂井市丸岡町長崎の称念寺で、菩提樹の花が満開となっている。葉の陰には淡い黄色の小さな花が鈴なりで、NHK大河ドラマ効果で増えた参拝者らを甘い香りがもてなしている。
 釈迦(しゃか)は菩提樹の下で悟りを開いたとされ、仏教では聖なる木の一つ。本堂前の木は高さ七メートルほどで、高尾察誠住職(66)によると、前住職で父の察良さん=享年九十六=が植えて六十年近くがたつ。
 梅雨の晴れ間が広がった十七日は、朝から参拝者らが境内を散策。散歩に訪れた近くのまごころ保育園の三歳児クラス十五人と一緒に、爽やかな風と甘い香りを満喫していた。高尾住職は「『菩提樹を見に来年も来るわ』と言ってくださる方もいて、しっかり世話をしないと」と笑みを浮かべていた。見頃は今週末までという。 (北原愛)

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