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FC東京・長谷川監督「育成とか、経験とか…そういう言葉に逃げたくない」“健太節”で誓ったJ1初制覇

2020年6月17日 21時04分

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過密日程を乗り切るために若手に発奮を求める長谷川監督=東京・小平グラウンドで(FC東京提供)

過密日程を乗り切るために若手に発奮を求める長谷川監督=東京・小平グラウンドで(FC東京提供)

自身の現役時代は過密日程で「熱中症の一歩手前」


 FC東京の長谷川健太監督(54)が17日、東京・小平グラウンドでの練習後、オンライン取材に応じた。再開初戦は、7月4日の敵地・柏戦。新型コロナウイルス禍の中で再開するため、過密日程や新型コロナ感染防止のガイドラインの徹底など、思案すべき課題は多い。指揮官は若手の発奮を求め、全34選手の総力戦で、この難局を乗り切る腹づもりだ。
 再開後の公式戦では、新たな試合方式、過密日程での夏場の戦いも待っている。日程について、長谷川監督は「非常にタフな日程。8月も連戦があり、総合力が問われる。離脱者をいかに出さないかがポイントになる」と、見通しを口にする。
 一方で、自身の現役時代には、週2試合という過酷な試合日程を経験。「夏場も週2試合で延長Vゴール、PK戦まであった。最後の方はヘロヘロで頭も働かなくなる。熱中症の一歩手前だった」と、思い出を語った。
 過酷な戦いを乗り切るためには、チームの総力が問われる。だが、若手にとっては貴重な実戦の場となっていたJ3からの撤退が発表され、成長の場も限られる。指揮官は、そんな若手に声を掛けたと明かした。
 「黙っていても公式戦ができる、今までの環境から、練習や短い時間の中でも試合で結果を出していくことを本気でやっていかないと、練習試合にも出られなくなる。だからこそ、さらなる奮起を若手には求めた」
 全34選手を一つにまとめ、タフな日程を乗り切るかじ取りだけでも至難の業だ。さらに、夏場の水分補給や、ガイドラインで定められたミーティング方法など、思案すべき課題も残っている。指揮官にとっては悩みの種が尽きないが、こう前を向く。
 「サッカーができないこの2、3カ月のことを考えると、タイトな日程でもサッカーができる幸せの方が大きいと思う。ある意味、その日程を楽しみたい」
 降格なしの特別ルールが適応される今シーズン。勝負師は、らしい言葉で「育成とか、経験とか、そういう言葉に逃げたくはないし、そういうチームでもない。あくまでもわれわれは結果にこだわる。そういう姿勢を見せたい」と力強く語る。初志貫徹。健太トーキョーが狙うのは、昨季逃したJ1初制覇だ。

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