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マンUラッシュフォードの訴えが英国動かした!政府が当初の方針変更…夏休み中も給食無料提供を継続

2020年6月17日 11時46分

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マンUのラッシュフォード(AP)

マンUのラッシュフォード(AP)

 サッカー界のスターの訴えが政府を動かした。英国政府は16日、当初の方針を変更して6週間の夏休み中も低所得世帯を対象にした学校給食の無料提供の継続を決定。これはイングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドのFWでイングランド代表のマーカス・ラッシュフォード(22)の呼びかけと行動によるもので、ラッシュフォードは「言葉にならない。みんなで団結すれば、何でもできるということ。これが2020年の英国だ」と自らのツイッターで喜びと感謝を表した。
 英BBCなどによると、ジョンソン首相は「今日、ラッシュフォードと話した。正直言うと、この活動のことは、今日初めて知った。彼がこの問題に注目を集めてくれた。感謝している」と記者会見で話した。
 新型コロナウイルスの感染拡大による学校封鎖の期間中、英国政府は、低所得世帯の約130万人の児童を対象に、スーパーなどで食料品が買える利用券を配布。しかし、夏休み期間は対象外とした。これを受け、ラッシュフォードは15日、全下院議員に宛て、貧しい母子家庭で育ち、無料給食に頼った自らの経験などをつづった公開書簡を送った。そのなかで「空腹のまま眠る子どもがいてはいけない」と訴え、夏休み期間中も継続するよう嘆願した。
 同時にラッシュフォードは、空腹でいる人たちをサポートするチャリティー活動「フェアシェア」への寄付を呼びかけ、当初、目標額を10万ポンド(約1400万円)とした。しかし、この呼びかけは大反響を呼び、最終的には最初の目標額の20倍以上の2000万ポンド(約28億円)が集まった。
 こうした動きにより、英国政府は6週間の夏休み期間中、約130万人の児童に対し、ひとりあたり計90ポンド(約1万2600円)の利用券を配布することを決めた。英国中から、ラッシュフォードの行動に称賛の声があがっている。

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