ブランド食材を給食に いちほまれ若狭牛など 知事「消費拡大図る」

2020年6月17日 05時00分 (6月17日 09時26分更新)

 県議会の六月定例会は十六日、議場の議席間にアクリル板を設けるなど、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底して開会した。新型コロナの影響で外食産業の需要が落ち込んでいることから、杉本達治知事は提案理由説明で、いちほまれや若狭牛など県産ブランド食材を学校給食に提供し、消費拡大を図ると述べた。
 提案理由説明の大半は新型コロナ対策で占めた。議会運営の効率化を理由に、内容は通常の四割ほどに抑えられた。杉本知事は医療と教育、産業の対策に触れた上で「第二波防止と地域経済の早期回復の両立のため、全身全霊を尽くす」と語った。
 県産ブランド食材は本年度、県内の小中学校と特別支援学校の給食に提供する。一校当たり若狭牛は三回、マダイなど養殖魚を含めた地魚は十二回、いちほまれは十五回。県の六月補正予算案に事業費四億五千万円を計上した。
 開会に合わせた感染防止策としては、アクリル板の設置のほか、本会議の途中で換気のための休憩時間を挟んだ。傍聴希望者には受け付けで、議会局担当者が発熱の有無を聞き取った。
 正副議長選では、議長に畑孝幸議員(71)=福井市選挙区、四期目、副議長に島田欽一議員(63)=丹生郡選挙区、三期目=を選んだ。二人とも最大会派の県会自民党に所属している。有効投票数は三十六票で、議長選は畑議員が三十五票、共産党の佐藤正雄議員が一票だった。副議長選は島田議員が三十五票、無効が一票だった。
 この日は、二〇二〇年度一般会計補正予算案など二十四議案が提出された。このうち県監査委員に力野豊議員(60)と長田光広議員(50)を選任する同意案など四議案を可決した。
 各常任委員会の構成も決めた。議長を除く全議員で構成する予算決算特別委員会は、委員長に笹岡一彦委員(県会自民党)、副委員長に松田泰典委員(同)を選んだ。 (山本洋児)
 ◇委員会構成(◎は委員長、○は副委員長)
 ▽総務教育 ◎大森哲男○宮本俊、山本芳男、田村康夫、西畑知佐代、小堀友広、西本恵一、北川博規、松崎雄城
 ▽厚生 ◎田中宏典○小寺惣吉、田中敏幸、笹岡一彦、佐藤正雄、力野豊、渡辺大輔、兼井大、山本建
 ▽産業 ◎斉藤新緑○清水智信、関孝治、松田泰典、鈴木宏紀、鈴木宏治、島田欽一、辻一憲、山浦光一郎
 ▽土木警察 ◎仲倉典克○田中三津彦、山本文雄、山岸猛夫、西本正俊、細川かをり、長田光広、野田哲生
 ▽議会運営 ◎山岸○田村、仲倉、大森、西本正、西畑、宮本、小堀、辻

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