オンラインで防災学習 掛川の大浜中生

2020年6月17日 05時00分 (6月17日 05時02分更新)

◆東日本被災者から学ぶ

被災体験者とオンラインで意見交換する生徒たち=掛川市大浜中で

 掛川市大浜中学校で十五日、東日本大震災の被災者と教室をオンラインで結んだ防災学習の授業があった。全校生徒約三百人が、被災者の震災体験談などを参考に防災意識を高め、新型コロナウイルスによる自粛生活や勉強の悩みを乗り越える心構えを学んだ。
 中学一年の時に震災を体験した会社員玉木瑞帆さん(岩手県釜石市出身)と大学院生遠藤駿さん(宮城県石巻市出身)が講師を務めた。玉木さんは、被災時や避難所生活の様子、夢を持つことの大切さなどを動画で紹介。遠藤さんはオンライン会議の機能を使い、受験を控えた三年生と非常時の勉強方法などについて意見交換した。
 避難生活時の不安の解消方法を聞かれた遠藤さんは「家族や地域、先生に励まされ、『負けてたまるか』と思っていた。みんなもコロナによるストレスをはね返すつもりで、学校生活や勉強に励んでほしい」と呼び掛けた。
 質問した大竹大知さんは「甚大な被害があった被災者に比べたら、僕たちは恵まれていると思った。今は自分ができることを精いっぱいやっていきたい」と話した。 (夏目貴史)

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