25週で33試合のJ1超過密日程 FC東京・東は“望むところ”「層は厚い。交代枠5人、全員にチャンス」
2020年6月16日 21時57分
Jリーグ再開後の詳細日程発表翌日の16日、FC東京のMF東慶悟(29)が電話取材に応じ、その初戦となる敵地・柏戦(三協F柏)に向け「お互いにいい試合にしたい」と意気込んだ。
J1最終節は12月19日と全25週で33試合を消化し、ルヴァン杯やアジア・チャンピオンズリーグ(現時点で再開めど立たず)もこなさなければならないなど、今季は例年にない超過密日程。交代枠も3人から5人に拡大とチームの総力が試されるシーズンとなる。
ただ、東は「もともと層は厚いし、いろんなタイプがいる。新たなフォーメーションで個人の良さ、特長を出していきたい。交代枠も5人になり、全員にチャンスがある。ここから新しいやり方を経験しながらうまく対応していきたい」と“望むところ”といった様子だった。
新型コロナウイルス拡大の影響で、実戦から遠ざかり、満足に練習できない日々を送った。リーグ再開後の7月20日に30歳の誕生日を迎える前に、心境にも変化があったと口にする。
「自粛期間は引退したら、こんな感じなのかなって感じた。選手時代が一番って引退した選手がよく話すけど、まさにそうで。充実感もなく、ストレスも感じることもなく一日が終わっていく。今まで考えることもなかった。(練習再開後の)今はやっぱり充実しているし、ストレスさえも気持ちいいと思える。今は一日でも長く選手を続けたい。それを感じられたことは大きい」
サッカーができる喜びをかみしめ、青赤の主将は再開に向けて全力を注ぐ。
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