「心の壁」取り除こう 改正バリアフリー法成立

2020年6月17日 05時02分 (6月17日 05時02分更新) 会員限定
大阪市の小学校の校庭に設置されたスロープ(NPO法人ちゅうぶ提供)

大阪市の小学校の校庭に設置されたスロープ(NPO法人ちゅうぶ提供)

  • 大阪市の小学校の校庭に設置されたスロープ(NPO法人ちゅうぶ提供)
 障害者や高齢者が自由に移動しやすい社会の実現を目指す「バリアフリー法」。二〇〇六年の施行以来、交通機関や建物などの設備面での対応は進んできた。だが、その運用や障害者らへの対応が不十分で、五月に成立した改正法では二年前の改正に続き、「心のバリアフリー」の推進などソフト面の強化を打ち出した。心のバリアフリーとは何か。改正のポイントと、障害のある「わけあり記者」が車いすでまちを散策したルポから考える。 (三浦耕喜、佐橋大)
 バリアフリー法はバスや電車、一定規模の建物、道路などを管理、運営する事業者にスロープやエレベーター、障害者トイレの設置、段差の解消などを義務づけている。このうち交通機関は、駅や空港など一日の利用者が三千人以上の旅客施設が対象。国土交通省によると、一八年度末で対象の九割で段差が解消し、点字ブロックが設置済みだ。
 ただ、設備や機能が十分に生かされない問題が起きている。例えば、タクシーでは、国の推奨...

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