眠っていた祭屋台の歴史や文化遺産を調査 高山市

2020年6月16日 04時00分 (6月16日 11時32分更新) 会員限定
東山神明神社の蔵内部に残されている屋台=高山市天性寺町で

東山神明神社の蔵内部に残されている屋台=高山市天性寺町で

  • 東山神明神社の蔵内部に残されている屋台=高山市天性寺町で
  • 屋台が保管されている東山神明神社の蔵=高山市天性寺町で
 高山市は十五日、二〇一八〜一九年度にかけて、市内の祭屋台に関わる歴史や文化遺産を調査した結果を発表した。これまで神社の蔵に眠っていた屋台など貴重な史料の地道な調査が、祭文化の歴史に新たな一ページを加えた。調査結果は、市のホームページで閲覧できる。
 市内には、高山祭で使われる屋台のほか、支所地域などにも屋台が存在するが、図面や記録がなかった。今回の調査は、それらの屋台を実測して図面を作成するとともに、古文書や地元の古老への聞き取り、専門家への依頼を通して屋台文化を調べ、後世に記録として残す狙いがある。総事業費は、約三百七十万円。
 今回調査した屋台のうち、東山神明神社(高山市天性寺町)の蔵にあった屋台は、地元の高齢者も見たことがなく、百年以上はひき出されていなかったという。蔵を開いて調べたところ、明治時代初期に作られ、屋台上部に大きな太鼓が付いた「神楽台」であることが分かった。
 下呂市金山町の下原八幡神社の蔵に眠る屋台も、下呂市教委などの協力を得て調査。かつて高山祭の鳩峯車(きゅうほうしゃ)組が使用していたが、一八三六年に同神社に売却した屋...

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