心待ち常連客ら笑い声 穴水・福寿司 きょう再開

2020年6月16日 05時00分 (6月16日 10時08分更新)
久しぶりの営業再開に、おしゃべりを楽しむ松本志郎さん(左)と常連客ら=穴水町川島の福寿司で

久しぶりの営業再開に、おしゃべりを楽しむ松本志郎さん(左)と常連客ら=穴水町川島の福寿司で

  • 久しぶりの営業再開に、おしゃべりを楽しむ松本志郎さん(左)と常連客ら=穴水町川島の福寿司で

仮営業を聞き店に集まる


 大相撲の人気力士で地元出身の遠藤関が幼少の頃通っていたことで知られる穴水町川島のすし店「福寿司(ずし)」が十六日、約二カ月ぶりに営業を本格的に再開する。準備のため仮営業した十五日は、再開を聞き付けた常連客らが集まり、店には久しぶりに笑い声が響いた。(森本尚平)
 昨年創業五十年を迎えた名店。新型コロナウイルス感染拡大で四月十二日から休業し、五月上旬からすしのテークアウトのみ対応していた。
 名物は能登の海産物をふんだんに使った「能登丼」。仕入れ状況にもよるが、新鮮なマグロやカンパチ、タイ、アカニシガイなど十五種類のネタが丼に盛られ、県内外からこの味を求め多くの人が通う。
 営業再開に合わせ、能登丼の提供も始める。飛沫(ひまつ)防止でフェースガードを着け調理する店主松本志郎さん(74)は「久しぶりで作り方を忘れていた」と苦笑い。十五日は午前十一時半ごろから六人ほどの客が訪れた。常連の浜頭ミネ子さん(72)=珠洲市上戸町=は「おいしい。この味を待ってた」と舌鼓を打っていた。
 客との交流も楽しみの一つ。妻好美さん(67)は「お客さんと話して笑って。店を開けないとできないことだから」と喜ぶ。松本さんは「いつまでも閉めていられない。お客さんも待ってくれてる」と意気込んだ。
 午前十一時半からで、ネタがなくなり次第終了。「三密」を防ぐため通常二十席のところ当面七、八席で対応する。能登丼は三千二百八十円(税込み)。

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