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円頓寺、盛り上げ15年 無料情報誌「ポゥ」終刊

2020年6月16日 05時00分 (6月16日 05時00分更新)
これまで発行されたポゥを手に、思い出を振り返る(左から)河方さん、飯田さん、久路里さん=名古屋市西区の円頓寺商店街で

これまで発行されたポゥを手に、思い出を振り返る(左から)河方さん、飯田さん、久路里さん=名古屋市西区の円頓寺商店街で

 名古屋市西区の円頓寺商店街や四間道(しけみち)の魅力を伝えてきた無料情報誌「ポゥ」が今月、終刊する。元気のなかった商店街を盛り上げようと、地元の女性三人が二〇〇五年に創刊。近年、若者向けの飲食店やカフェ、イベントも増えてきたことから、「役割を終えた」と十五年の歴史に終止符を打つことにした。 (吉光慶太)
 発行してきたのは、商店街の洋服店、飯田幸恵さん(55)、履物店の久路里まりさん(55)、雑貨店の河方三佳子さん(47)。飯田さんが編集長、久路里さんが構成とデザイン、河方さんがイラストを担当した。河方さんの店の縁側で構想を練っていたことから、三人で「縁側妄想会議編集室」を結成。年二回のペースでA5判の冊子を三万部ずつ発行し、商店街の店先や案内所などで配布してきた。
 人通りは少なく、シャッターを下ろしたままの店も目立った発刊当時の商店街。地元で育った飯田さんと久路里さんは小学校の同級生で、かつてのにぎわいを取り戻したいと願っていた。四間道で店を営んでいた河方さんは、古民家や蔵が並ぶ風情をまちづくりに生かせないか考えていた。
 補助金や販売収入がないため、地元企業や商店街を回って広告を集め...

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